大会長挨拶

御 挨 拶

謹啓
 日本緩和医療学会会員、関連学会会員、関係者の皆様においてはますますご清栄のこととお慶び申し上げます。日頃より多方面に亘り、御支援、御協力を戴きありがとうございます。
 さて、この度、第21回日本緩和医療学会学術大会を2016年(平成28年)6月16日(木)~18日(土)の3日間、国立京都国際会館及びグランドプリンスホテル京都にて開催させて頂く運びとなりました。
 わが国では、医療・福祉の各専門分野を包括した緩和医療を確立するため1996 年に日本緩和医療学会が創設されました。以来、本邦における緩和ケアの普及と発展に貢献しつつ、現在、会員数は12,000人に及ぶ大きな学会に成長しております。
 本学会学術大会は、年に一度、緩和ケアに携わる医師及び医療従事者が一堂に会し、日頃の研究・診療・教育の成果を発表するとともに、緩和医療に関する最新の知識と情報を交換・発信する場であり、がんやその他の生命にかかわる重篤な病気の全過程における人々のQOL の向上を目指し、学術的研究と臨床的実践を通して、わが国と国民の健康と福祉の増進を目的として開催されています。
 第21回日本緩和医療学会学術大会はメインテーマに「“あなた”らしさに寄り添って~愛と思いやり・・・そしてユーモア・・・~」を掲げ、多くの特別講演、教育講演、シンポジウム、ワークショップ、ランチョンセミナー、そして市民講座を企画しております。現在、大会長をはじめ本大会の関係者が総力をあげて盛会で実りある大会とすべく鋭意準備中でございます。
 本大会が、わが国の緩和医療・ケアを今も支え、これからも支えていく多くのメディカルスタッフの方々の一助となり、それが本邦のまた世界のより良い緩和医療・ケアを切望する患者・家族にさらに優れた緩和医療・ケアを届けられることにつながっていくことを祈願して、御挨拶とさせていただきます。
謹白

平成27年8月吉日

第21回日本緩和医療学会学術大会 大会長
京都府立医科大学 疼痛・緩和医療学講座 教授
細 川 豊 史

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